2008年 10月 28日
藻岩山展望台
もう半月も前のことです。
よく晴れた秋の休日、札幌市内の藻岩山展望台まで、でかけてきました。
といっても、登山をしたわけではありません。
ロープウェイで、楽ちん空中散歩です。
ちなみに、ロープウェイ山麓駅までは、路面電車を利用します。
↑は、山麓駅にあった観光地の地図。
こういうの、けっこう好きです。
道外から(と思われる)観光客の方々にまじって、ジモティーもわくわく。
↑はロープウェイから見た円山。すぐ近くです。
動物園や野球場のある円山はなじみの場所だけど、
こんな小さな山だったんですね。
ちなみに、紅葉は今ひとつというところでしょうか。
今年の秋は比較的暖かい日が続いていたので(過去形です)、
色づきは例年に比べてきれいじゃないと、もっぱらのウワサです。
ロープウェイ山頂駅から展望台までは、もーりす号というシャトルバス(無料)で移動。
以前はリフトだったようでが、平成17年に休止となったようです。
ところで、藻岩山は、札幌の中心からも比較的近い、標高531mの山です。
アイヌ語で、「小さな山」という意味のようです。
地元の登山愛好家やスキー好き(スキー場があります)には馴染みの山で、
市内では、人気の夜景スポットでもあるようです(私は未体験)。
とにかく、札幌の南側で育った私には、とてもとても馴染み深い山なのであります。
今回初めて知りましたが(長く札幌市民やってますが、知らないこと、多いです)、
この藻岩山にある原生林、
1921(大正10)年に指定された、北海道第1号の天然記念物だそうです。
こういうことを知ると、つくづく札幌は自然と共生する街なのだと感じます。
そういうことで、やっぱり藻岩山の一番の魅力は何よりも自然。
シナノキ、エゾイタヤといった広葉樹林、メジロやクマゲラ、ゴジュウカラなどの鳥さん、
そして、藻岩山のマスコットにもなっているエゾリスたち。
もちろん、私ももっと近くで感じたい気持ちもあるのですが、
そのためには、山道を歩かなければなりません。。。
残念ながら、私は登山が(走るのと同じぐらい)苦手です。
でも、よいのです。
この日の目的は、高いところから街を眺めることだったのだから。
300mmの望遠レンズ(デジイチなので、480mmになります)、もってて良かったと実感。
山頂は少し寒くて手がかじかむほどだったけど、楽しかった。
↑この中に、私と猫たちが暮らすわが家があります(隠れて見えないけど)。
↑この中に、両親とフランチェスコが暮らすお家と、私が卒業した小学校の校庭が見えます。
(ちょっと感激)
密集した住宅地より、ちょっと郊外のほうがかわいい♪
↑上二枚は南区の奥のほうだと思うのだけど。。。
全く自信ありませんので、違っていたら、どうかご指摘ください。
恥ずかしながら、札幌の東西南北、あまり把握しておりません。
さて、展望台からは、石狩湾も見渡せました(↓)。
遠くの山々を見渡すのも楽しいの。
ぼく、何が見えたかな?
実はこの日、朝から何も食べていなかったので、超ハラペコ。
つい、展望台のレストランに入ってしまいました。
(本当は、山を降りてからと思っていたのです)
観光客気分で、札幌名物(?)スープカレーを注文。
普通に美味しかったです。
展望台では、お土産コーナーも充実。
というか、スペース広すぎのような気がしました。
(それより、カフェコーナーが充実していたほうが嬉しいような。。。)
でも、小さな小さなキタキツネ、かわいいです。
ロープウェイ山頂駅付近で咲いていたコスモス。これが本当に今年の見納めかな。
ロープウェイ山麓駅で。真ん中の黒い子が、もいわ山のマスコット、もーりす君。
(1988年公開のイギリスの映画とは全く関係ありません。
でも、あのころのヒューさまは、本当に美しかった。ねぇ、Mさん ^^ )
そして、山よりカラフルだった、ロープウェイでした。