2006年 10月 09日
Confiture に夢中 (イチジク+黒砂糖編)
成長とともに、ますます猫科のケモノらしくなりつつあるノワ姫です。
さて、すっかり寒くなった札幌。ますますコンフィチュール作りが楽しい季節です。
今回の主役はこれです。
もちろん、ノワではありません(ノワをジャムにしたら、サカナ臭くて食べられません)。
前回に引き続き、イチジクです。
(思えば、ひと月近くごぶさたのコンフィチュールでした。)
前回失敗したので、今回は買ってすぐに調理しました。
ところが、記念撮影直前手を滑らせてパックごと落としてしまい、形がイビツに。。
(なので写真映りが悪く、大きく載せられません。)
とりあえず、原型を残している部分をナマで食してみましたが、あれ~、美味しいじゃない!!
前回味見をした時は、おせいじにも美味しいとはけっして言えなかったけど、
あれはやっぱり食べ頃を過ぎちゃったからだったのですね。
世間での評判が良いのも、これで納得、食べ頃のイチジクは、なかなか美味でありました。
さてさて、話が少し脱線してしまいましたが、ジャム煮です。
前回もふれましたが、イチジクと合わせる食材としては、ワイン、ブルーベリー、ドライフルーツなどがあるようですが、今回は予算の都合上(だって、イチジクって高いんですもの)、黒砂糖とのコンビネーションを試してみました。
いつもは砂糖の分量を多少控えめに作りますが(とはいっても、正統派のコンフィチュールを目指しているので、60%は切らないようにしています)、今回はろみさんのレシピの分量のまま、
イチジク300gに対して、黒砂糖160g、砂糖はレシピではグラニュー糖でしたが、私は北海道産の
てんさい糖を90gで作りました。
粉末の黒砂糖が手に入らなかったので、細かく砕く作業が少々面倒でしたが、
いつものとおり、煮始めてからはあっという間にできあがりました。
黒色が、なんとも魅力的です(黒色って、案外食欲をそそる色なんですよね~)。
黒砂糖好きです。煮ている間から、黒砂糖の、あのたまらない香りが私をそそります。
普段は冷めるまで決して味見をしない私ですが(味見が苦手なのです)、
こればかりは我慢できず、フーフー冷まして口に運びました。すばらしく美味しい!!
想像以上の美味しさです。これまで作ったジャムの中では、間違いなく上位に入ります。
たしかに、黒砂糖の味が強いのですが、ちゃんとイチジクの風味も効いています。
甘すぎるのが心配でしたが、黒砂糖のせいか、甘さに味わいがあり、
控えなくて正解だったと思います。
適度な濃度もよく、同じ黒砂糖から作られる黒蜜よりもずっとずっと奥深く魅力的です。
黒蜜っぽいといえば、いがらしろみさんは、NHKまる得マガジンのテキストで、
このコンフィチュールを寒天と合わせて紹介していました。
残念ながら、寒天の買い置きがなく(ゼラチンだったらあったのだけど)、
ふと思い立って、白玉だんごをつくってみました。
想像どおりの美味しさです。ただの黒蜜よりも、このねっとり感がクセになりそうです。
私はきな粉好きでもあるので、ついついきな粉をかけてしまいそうになりましたが、
これはさすがに邪道かと思い、止めました。
ちなみに、こちらの水色のガラスの器、先日叔母から小樽のお土産としていただいたもの。
なかなか可愛いです。素朴で、ちょっといびつな形も好みでしたが、
何より色がまさに好きな色。私の青好きを知っていたのかどうか、偶然でも嬉しいなぁ。
閑話休題。
あまりにも黒蜜っぽいというイメージが強く、最初酸味のあるヨーグルトには合わないかと思い、
しばらくの間、せっせと白玉だんごを作っては食べていましたが、さすがに飽きて、
(これって、作り置きできないのですよね。)
わらび餅もいいなぁと思ったけど、材料の買い置きはあるものの、やっぱり面倒くさい、
(おそらく、ぷるんとしたわらび餅との相性も抜群だと思うのです)
思い切ってヨーグルトに挑戦してみましたが、あれあれ、予想に反して、これもけっこういけるのです。
そんなわけで、今朝の朝食はいつものシリアルにヨーグルトとイチジク+黒砂糖ジャムを合わせてみました。
食べる時はグチャグチャにして。これが美味しく食べるポイント♪
いつも朝は
おまけに、今朝は偶然にも生まれて初めて濁りのないコーヒーがいれられました。
私にとって、これから体育の日はコーヒー記念日ですね。
そして、何よりもイチジク+黒砂糖は、コーヒーとの相性もぴったりなことをお知らせします♪
(なので、パイのフィリングに使っても、素敵なコーヒーブレイクが楽しめそうです)
相変わらず邪魔する子。。。