2006年 08月 31日
薄荷羊羹
少し前のことです。
同僚の女の子から、北見市のお土産としていただいた名物薄荷羊羹です。
昭和天皇陛下後展覧の栄、とあります。由緒正しきお菓子のようです。
また、北見市の薄荷の生産量は全国の70%をしめるとのことです。知らなかった。
実は、せっかくいただいたのに、すっかり忘れていて、先の週末、ようやく思い出して食べました。
北見市のハッカは有名なのですが、薄荷羊羹ははじめてでした。
煎茶や玉露にはそぐわないが、冷たい水や番茶と合うとのこと。
そこで、ほうじ茶をたっぷり入れていただきました。
京都は一保堂茶舗の極上ほうじ茶です。
番茶といえば、本当は、京番茶(いり番茶?)が一番好きなのですが、長いこと切らしてます。
(札幌じゃ物産展でもないと手に入らないのですが、先日の京都展にはありませんでした)
ちょっとスモーキーな風味の京番茶と、すっきり清涼感あふれる薄荷羊羹との組み合わせ、
なんとなく試してみたかったのだけど残念です。
(来月上洛の際は真剣に探します)
さてさて、ハッカというので勝手に緑色系のものを想像しましたが、
封を切ってみると色は普通のアンコ色。
食べてみると、ほのかに薄荷味。その後しばらく爽やかなミントの風味が口中にひろがります。
実は、薄く切ってから室内で乾燥させて、表面の水分が飛んで砂糖分が少しカリカリになった状態で食べる羊羹が大好きなんです(邪道な食べ方でごめんなさい)。
なので、こんな切り方です。
半分はそのまま食べて、残り半分はカリカリになるのを待ちます。
ほうじ茶は、随分前に友人からいただいたマリアージュフレールのティーポットで煎れます。
一人用ではなく、少し大きめです。
たっぷりと紅茶をいただく習慣がない私は(どうも紅茶のカフェインに弱いのです)、
紅茶を煎れる時はもっと小さなポットを愛用しているので、しばらくこのポットはお蔵入りでした。
ルックスはかなり好みだったので残念、と思ってましたが、
ある時、ほうじ茶やハーブティーを入れるのにぴったりだと気づきました。
紅茶専門店のティーポットながら、中に取り外し可能なステンレス製の茶こしもついています。
休日、ほうじ茶やハーブティーならたっぷりと煎れて飲むことができます。
実は木製の持ち手を引越の際に少し折ってしまいました。
だけど気にしないで使ってます(本当はちょっと気になります。。。)
ちなみに茶筒は桜の樺細工。総皮細工のお気に入りです。
もう約15年ほども前に、これ欲しいがために、秋田県角館まで一人旅を決行。
それも、観光には季節はずれの冬だった。
(角館は桜の季節と紅葉の季節が素晴らしいようです)。
思えば、あれが生まれて初めての一人旅だったなぁ。
「私はティータイムよりお昼寝がダイジなの」 ペルラ
「わたし、快食、快便です。」