ノワが猫の神さまのもとに召されてから1週間たちました。
今頃は、ルコ姉、ペル姉と、久しぶりの再会を喜んでいるところでしょう。
ノワはきっと、
一人っ子よりも、メルのお姉さんよりも、
3にゃんの末っ子が良かったのでしょう。
今はそんな気がします。
先月はじめの最初の通院から、
わずか一カ月半の闘病でした。
それでも、一度は食欲も復活し、
目をキラキラさせて、毛づやもよく、
病気であることが信じられないほどでした。
おしっこが透明なこと以外は、、、、
今思えば、
当初はクリスマスはもたないのだろうなと思ったのに、
みるみる元気になり、
年末年始のお休みからその後の成人の日を最終日とする3連休までは、
本当に落ち着いていて、穏やかにゆったりと一緒に過ごすことができたのは、
ノワの優しさだったのだと思います。
本当に、このまま落ち着いて、
強制給仕をする必要もなくなり、
輸液の皮下点滴の回数をも減らせるようになるのかもと思えるほどでした。
残念ながら、夢で終わってしまったけど。
それが、
成人の日の休日の後の一週間、あっという間に悪くなりました。
最後の24時間は、想像を絶するほど苦しませてしまいました。
亡くなる二日前までは、
テーブルにダイレクトに飛び上がりお水を飲んでいたのに、
まったく食事も水も取らなくなって、
わずか二日で逝ってしまいました。
非力ながら、精一杯のことはやってあげたいと思いましたが、
もしかしたら、それが余計に最後を苦しませてしまったのかもしれません。
もっと、枯れるように亡くなったほうが、
ノワは苦しまなかったのかもしれません。
ノワは、頑張ってくれました。
ただ、死なせたくない私のためだけに、
頑張ってくれました。
その時、
すでに猫ベッドに引きこもって、苦しんでいたノワを、
ベッドからひきずり出すことに躊躇していた私。
(まさか、間もなく亡くなるとは、その時はまだ思っていなかった)
でも、「もう頑張らなくていいんだよ」と声をかけた少し後、
ノワは自らベッドから出てきてくれました。
私はノワを抱き上げて膝にのせた。
その時は、もう苦しそうな声も出せず静かでした。
生涯お膝猫にならなかったノワが最後に、
私がお膝で過ごしたのはこれが最初で最後だった。
その後、あぁ、もう長くないのだと感じたので、
両腕で抱きしめて、少し後です。
ノワの命がふぅっと消えたのが。。。
ツンデレ、というか、ツンツンツン(デレ)だったノワ。
元気な時から他の猫に比べるとあんまり甘えることもなかったし、
闘病中は嫌がることばかりしていたから、
すっかり嫌われているのではと思っていたのに、
最後の最後に、自分がノワから充分愛されていたのに気づきました。
ばかなワタシ。。
12歳で病気にさせてしまったこと
最後ひどく苦しませたことは
私の人生において最大の罪だと思います。
ノワに最後まで愛されていたことで、
その罪が許されるとは決して思わないし、
これからは残りの生涯をかけて、
その罪をつぐなっていかなければと思うけど、
それでも、
なんとも優しく暖かい気持ちを残してくれたノワに、
感謝の気持ちでいっぱいですし
逃げずにちゃんとノワと向き合うことができて
そのことは本当によかった。
ありがとうノワ
私もたくさんたくさん愛していたよ
これまで、応援してくださったみなさま
どうもありがとうございました。
ノワは、最後の最後まで、
気高く、正直で、愛情深い、
とっても猫らしい猫でした。
最後に、
去年のノワの姿を、たっぷり見てください。
ノワの最後の日々については、ちゃんと書き残そうと思っています。それも、ノワへの、猫の神様への、罪ほろぼしになるかと。数か月後になるかもしれませんが、こちらとは別の場所て(たぶん別のブログを開設して)その時は、お知らせさせてください。