2010年 09月 26日
函館旅の覚え書き その1
9月18日(土)
AM7:50 自宅出発。
AM8:34 スーパー北斗6号 函館へ出発。朝から空はピカピカの青空。
AM11:54 定刻通り函館到着。結局移動中はずっと晴れていた。
ホテルへ向かう途中、「満来亭」でもやし塩ラーメン(800円)を食す。あっさりとして美味。
店の近くにあった函館の妖精(宇多花織作)というブロンズ像がかわいい。
宿泊するホテルは駅から8分というが,歩いてみるとけっこう遠く,
ホテルの周囲はかなりさびれた感じで近くにコンビニもなく、テンションが少し下がる。
PM12:30頃 ホテルに荷物を預けて出発。元町あたりを散策する予定。
ホテルを出るとすぐ市電の「松風町駅」があり,ちょうど電車が到着したところだった。
行き先を確認もせず,飛び乗る(悪いクセ)。
案の定,動き出した電車は「谷地頭」行で,
途中「十字街」で一度下車。
その際,市電の一日券600円を買う。
(結局3度市電を利用せざるを得なくなったので,このほうが若干得である。)
まもなくやってきた「函館ドック」行の市電に乗り,「大町」で下車。
町並みよりも,教会よりも,坂よりも,何よりも先に海が見たかったので,まず『緑の島』へ。
しかし,そこは想像していた島とは少し様子が違っていて少し残念。
一回りすることもなく,すぐ島を出て歩き始める。
そういえば,島に到着した頃まではまだ太陽は出ていたはずなのだが,
この頃は,すっかり雲が空を覆っていた。
歩いて『旧イギリス領事館』へ。
正直それほど期待していなかったが,ここはかなり見応えがあった。
建物の青いドアと窓枠はまさにツボ!屋内も充分楽しく、
小さなおじさんのいる「領事執務室」など最高。
ただ,中庭のバラがほとんど咲いていなかったのは残念。
札幌大通公園のバラ園では秋のバラが美しく咲いているので,
少し期待していたのだが。。
今度はぜひ,初夏に来てみたい。
そして,今回はパスした一階のサロンでアフタヌーンティーをしてみたい。
その後,再び坂を登り『旧函館区公会堂』へ。
ブルーとイエローの色調の建物は,
(曇っているせいか)ガイドブックの写真で見るほど心ときめかず。
屋内も、期待したほどじゃなかった(ごめんなさい。私感です)。
ただ,2階の広間はけっこう素敵だった。
ドレスに着替えた乙女たちがたくさんで、なかなか絵になっている。
それにしても、三連休とあって、この辺りはかなり混雑している。
建物を出たところで赤ちゃん連れの夫婦に声をかけられ写真を撮ってあげた。
はじめて顔認識コンデジを使ってみたが、なかなかおもしろい!
全身と顔アップを撮った。かなり喜んでくれて,私もうれしい。
近くに友人お勧めの甘味処があったが,のぞいてみるとかなり混んでいる。
待つのは苦手なので,すぐ近くの『旧相馬邸』へ。こちらも友人のお勧めスポット。
ここは明治時代のお金持ちのお宅らしいが,なかなか見応えがある。
こじんまりとした素敵な洋間があったり,あっと驚く来客用のトイレがあったり・・・
中でも、江戸時代のお花見風景が描かれた江差屏風が見事だった。
残念なことに,蔵を見過ごしてしまったことに,出てから気づく。
いつかまた来てみたい。
少し疲れたので,『旧相馬邸』近くにあった『茶房 無垢里』さんに寄る。
ゆったりとした雰囲気のよいお店(古い民家を改造?)だが,どういうわけか客は私ひとり。
なので、クリームぜんざいをいただきながら,しばしのんびりする。
日没まで1時間ほど。
そろそろ函館山に登らないと大変なことになってしまうと焦りつつ,
ロープウェイ山麓駅まで歩く。
途中,あの有名な『八幡坂』を横切る。
曇り空で海の色も暗く、残念。
それからハリスト正教会を一回り。
中は混雑していたのでパス。
想像したよりちいさな教会。敷地も狭い。でも,青緑の屋根は素敵。
晴れていたら,きっともっと素敵なのだろう。
てくてくとロープウェイ駅まで引き続き歩く。
『カフェ・ペルラ』というお店を発見。
にんまりするも,未だ傷の癒えないペルラが恋しくなる。。
(一人旅を楽しんでいるかあちゃんをゆるしてくれ。)
さて、到着してみると,函館山ロープウェイ山麓駅は既にすごい人混み。
団体客も多い様子。
ただ,大きなロープウェイなので,すぐ乗ることが出来た。
わずか数分で山頂に到着。途中の眺めも良いが,なんせ,どんより空である(悲)
そして、展望台は,人,人,人・・・
まだ日没まで30分以上もあったので,階段に腰掛けて待つ。
時間の経過とともに,人混みもすごいことになっていく。
日没は6時少し前(下調べ済み)。
5時40分頃からシャッターチャンスとなり,6時にはもう真っ暗。
夜景に強いデジイチは持たずに行ったので,夜景撮影にははじめからそれほど期待していなかったので,
数枚写真を撮り,山を下りることに。
で,最後の一枚を撮ろうと旧いフィルム一眼(ニコンFM)のシャッターを押そうとしたら,
あれ,何かヘン、、、(壊れたことに気づくのに,数秒かかった。)
ロープウェイに乗り途中,窓から見える夜景が一番素敵だったので,
これを撮らずに壊れたてしまったことに、かなり凹む。
フィルムだって入れ替えたばかりだったのだ(涙)
他にも持参したカメラはあるのだけど,これが一番お利口なはずだったのに。。。
で,なかなかショックから立ち直れないでいた。
結局、凹んだ気分を引きずりながら、坂を下り、再び市電にのった。
途中,駅前で下車。どこか夕食を取ってから帰ろうと思ったのに,ほどよい店が一つもない。。。
想像以上に暗い慣れない町を夜間歩くのは不安なので、
しかたがないのでホテルで取ることに決め、チェックイン。
ホテルのレストランで、普通に美味で,ちょっとお高くて,函館らしさ皆無の夕飯を食べながら,
ビールを一杯だけ飲む。
部屋に戻った後は,はじめて「美丘」を見て(最終回だった)
号泣しながら、すぐ寝た。
(その2につづく)
ちなみに、分家ブログでも函館旅写真をアップしていますので、こちらもよろしくです
※ 週末多忙につき、↓のコメントのお返事遅れてます。
もう少し待っててくださいね。