2008年 05月 29日
ROLLEICORD-Vb works
先日手に入れたROLLEICORD-Vb。
私にとって、初めての二眼レフカメラ。
ローライコードは、ニ眼レフの高級品ローライフレックスの
廉価版として1933年に誕生したのが最初。
私が手に入れたVbは1962年に発売された、
ローライコードシリーズ最終機。これを探していた。
シリアル番号から見ると、私のは発売直後じゃないかしら。
中古でも高価なローライフレックスまでは手が届かなかったけど、
これは、コンデジ程度の出費で手に入れることができた。
(でも、レンズキャップがない 涙)
あこがれの中盤カメラは、真四角の写真が撮れる。
使うはブローニーフィルム。
これがね、感光がしやすい上に、ボディへの装填も難しいの。
実は、はじめの2本は装填に見事に失敗。。。。
あるお方からいただいたトイカメラの王様Holgaにも挑戦しているのだけど、
(いまだまともな写真が撮れず、おひろめできず・・・・)
やっぱり、数回に1度は失敗する。
1度に12枚しか撮れないし、けっして経済的とはいえないフィルム。
でも、白黒とカラーを1本ずつ撮影してみて、
その独特な味わいに、すっかりはまってしまった。
今まで手に入れたカメラとは全然違う世界を生み出すようだ。
(これはレンズのせいかなぁ)
それに、撮影も楽しい。
覗き込んだスクリーンに浮かんだ絵を初めて見た時は、
思わず、感嘆のおたけびをあげてしまったほどだった。
一枚一枚フィルムを巻き上げ、露出を決め、
おじぎをしながら、、マニュアルでピントを合わせる。
それから、シャッターをチャージしてから、やっと撮影。
そんな超アナログな操作も、もともとテンポの遅い自分には合っていて、
最初から全然違和感がなかった。
ただ、スクリーンが少々汚れているので(交換は可能らしい)、
目の弱い私には、少々ピントあわせがつらいかな。
(それから、最短距離が90cmというのも、家猫撮りには不便)
そんなわけで、最初に撮影した1本は、ピンがはずれたものばかり。
2本めでは学習して、
家で猫たちをとるときは、メジャーがかかせなくなった(笑)
おかげで、見苦しいほどのピンボケはなくなったけど、
シャッターチャンスは逃してばかり。
こんなレトロな猫写真も、けっこう好きな私です。
モデルに逃げられた後の、
やけくそワンショットのはずが・・・・・・・
フィルムの巻上げを忘れて、多重露光に。
なんの意味もない一枚だけど、なんだかこれ、好きかも。。。
そして、明日には先週末撮影した2本の現像ができあがっているはず。
どんな風に撮れているのかなぁ。
少しは上手になったかな。とても楽しみ。
でも、フィルムの巻上げに失敗しているような気もするので、
少し心配でもある。