2008年 05月 20日
2008年 桜をもとめて ~ モエレ沼公園の巻
まだまだ桜レポート続きます。
4月29日(火)の祭日には、モエレ沼公園まで足を延ばしました。
そう、日系アメリカ人の彫刻家イサム・ノグチ氏(1904~1988)が
基本設計したことで全国的に知られれた公園です。
こちらも札幌の花見スポットと聞いて、一度訪れてみたかったのです。
この日も、今ひとつパッとしないお天気。
ただ、風がそれほど強くなかったので、良かった。
川のように見えるのがモエレ沼(豊平川の河跡湖)。
車を持たない私は(というか、恥ずかしながら免許もない)、
自宅から、地下鉄2線とバスを乗り継いでの移動。
バスは、1時間に2本ほどしかなく、
ここまでたどり着くのに、自宅を出てから2時間近くもかかってしまいました。
バスは空いていたのですが、公園に入ってみると、たくさんの家族連れが。
小学校低学年以下の子供がたっくさんで、なかなか賑やか。
そうよねぇ~
みんな自家用車で来るのですよねぇ。
それにしても、広い広い公園です。
バス停から15分ほど歩いてようやくたどり着きました。
サクラの森です。
こちらの公園には、数種類の桜が植えられているようですが、
やはり、メインはエゾヤマザクラ。
少し濃いめのピンクで、花と一緒に、赤み強い葉っぱも育ちます。
実は、札幌で見られる桜の中でも、あまり好きなほうではなかったのですが、
今回こちらで見た桜は、みんなとても愛らしくて、
すっかり、エゾヤマザクラの評価が変わってしまいました。
同じエゾヤマザクラでも、なんでこんなに印象が違うのだろう。
ところで、モエレ沼公園は、今回で2度目。
慣れていないこともあり、まだまだ自分のテリトリーという感じじゃなく、
場所になじんでいないせいか、少々気持ちが落ち着きません。
おまけに、来訪者の多くが幼い子供を連れた家族連れで、
一人でカメラ片手にブラブラしているのは私ひとり(に思えた)。
こういうことって、本当に珍しい。
最近は、動物園だって、男女問わずお一人さんが増えているのに。。。
そんなわけで、なんとなく仲間はずれ、あるいはヨソさん、って感じがして、
少し心寂しい、お花見となってしまいました。
それでも気合を入れて、遊具の並んだだエリアへ。
こちらの遊具はすべて、イサム・ノグチ氏のデザインによるもの。
なので、ずっと見たかった。
今日のワンコも、たくさんのご家族とお花見ランチ中。
ひととおり桜を見てまわった後、ポツポツと雨が。。。
雨宿りをかねて、ガラスのピラミッド「HIDAMARI」にある屋上展望回廊へ。
高いところから眺める景色は素敵。
それにしても、とにかく広い広い公園です。
あいかわらずお天気は不安定だし、気分も今ひとつ。
そんなわけで、ランチもとらず、早々に散策終了。
今回も、広い公園の、ほんの一部しか見られませんでした。
夏になったら、イサム・ノグチ氏の発想から生まれたという、
モエレ・ビーチ(水遊び場)を、ぜひ訪れたいと思うのですが、
やっぱり、私には場違いかしら。
なんだか気後れてしまいます。
公園を離れる途中、沼に映るガラスのピラミッドを発見!
これには単純に感動しました。
「かあちゃん、ずっとお家に居たら、寂しくなんてニャいでちゅよ。」
by rucolaperla
| 2008-05-20 21:38
| ちょこっと散歩