2007年 09月 24日
帯広のおいしい
いえいえ、けっして愛が足りないわけじゃないのよ。
長い冬が来る前に、あっちにも、こっちにも、行っておかなくちゃいけないじゃない。。。
なんてことを、わがままルッコラが理解するはずもなく、
彼女、ちょっとご機嫌ナナメが続いています。やれやれ。。
さて、ようやく帯広レポート、最終回です。
前回もふれましたが、今回の帯広訪問の最大の楽しみは「ピリカ」でしたが、
何故か、ピリカにはもれなく「妹」がついて来て、
今回の遠出は、「観光」ではなく、「ピリカ」と「妹」との再会の旅となりました。
まぁ、動物園だけが目的ならば、帯広は充分日帰りコースなので一泊はしなかったのですが。
ところで、十勝地方は、帯広市内、近郊、たくさんの観光スポットはあるのでしょうが、
交通機関が整っている札幌とは違い、やはり移動には自動車が無いととても不便です。
免許すら持たない私はもちろん、妹も自動車を所有しておらず(帯広ではめずらしいらしい)、
加えて、午後からは少し雨足も強くなったこともあり、
動物園以外は観光することなく、お店を見て歩くこともなく(妹は仕事以外の外出が苦手らしい)、
妹の一人住まいに一泊し、翌日は昼のJRですぐ札幌へ。
こんな風に、今回の帯広訪問は滞在時間も短かかったのです。
ということで、最終回の今日は「食」のレポートでしめくくろうと思います。
先にも書いたとおり、札幌から帯広まではJRで。
早朝出発だったので、はじめから朝食は列車の中でと決めていたものの、
当日、時間がぎりぎりになってしまい、選ぶ余地なし。
列車に飛びのる直前にホームでゲットしたのは「石狩鮭めし」、鮭とイクラのお弁当です。
残念ながら、これしか残っていなかったのだ(せっかくなら、かに飯がよかった) 。
ちなみに、お値段は1000円。これって、高いのか、妥当なのか。。。
次は1日目のランチ。
帯広動物園を出た後に向かったのは、妹がお勧めの「cafeCHAWA ~ カフェチャワ」。
住宅街にある、オレンジピンクのお洒落な建物が印象的なカフェです。
注文したのは、「カツサンド」と、「ホットサンド」。
若者向けの、雰囲気重視のカフェっぽかったので、特別期待していなかったのだけど、
どちらも驚くほど美味しかった。
ホットサンドも豚肉入りなのだけど、すこぶるお肉が美味しい。
忘れてましたが、そうなんです。帯広は豚肉が美味しいところなんです。
こちらのお店、帯広では人気のお店みたい。この日もほぼ満席。
若者だけじゃなく、幅広い年齢の方々がランチやお茶を楽しんでました。
さて、夕食に選んだのはイタリアンです。
帯広の繁華街(?)にある、「イタリアンハウス テスタロッサ」。
こちらは、妹の友人がオーナーシェフというお店。
なかなかのイケメンでもあるこちらのオーナーは、長く札幌のスパゲティー専門店で腕を磨き、
その後出身地の帯広でお店を始められたとのこと。
イタリアンといっても、カジュアルな感じなので、やはり、老若男女に愛されているようです。
ちなみに、私たちが選んだのは、
ラム肉のカルパッチョ(初めての経験です。)に、茄子のマリネとトマトのサラダ、
スパゲティは、私の大好きな「ブッタネスカ」。
ブッタネスカは、実は一番好きなパスタ料理なのです。
スタンダードなイタリアンなのに、どういうわけかお店のメニューでみかけることは少なくて、
いつも、食べたくなったら自分で作って食べています。
なので、こちらでみつけた時は驚きました。
こちらのお店、さすが、スパゲティーのメニューは豊富でした。
メインは、妹がお勧めの、エビ料理。エビに、ベーコンとパイ生地を巻いて焼いた一品。
ちなみに、妹は子供の頃からエビ好きです。
デザートはクレーム・ブリュレとカプチーノ。
こちらのお店での最大の感動は、このクレーム・ブリュレかも。
濃厚ながらあっさりとした甘味で、本当に美味しい一品でした。
ちなみに、妹の話では、オーナーの作るケーキも最高らしいです。
さて、翌日です。
札幌を発つ前から、二日目のお昼は、帯広名物「豚丼」と決めていました。
妹が6年前に帯広の住民となってから、今回で2度目の訪問ですが、
(以前、仕事で何度も帯広を訪れていますが、その時はいつも日帰りでしたので、美食とは縁なく)
前回、こちらの「豚丼」の美味しさに感動したのです。
それが、「豚丼のぶたはげ」さんの豚丼でした。
こちらはJR帯広駅構内にお店があるので、便利です。
便利なだけじゃなく、帯広在住6年の妹が、帯広で1,2位を争うだろうというのですから、
その美味しさに間違いはないと思います。
ただ、便利で美味しい、おまけに日曜日の昼時です。
私たちがお店に到着すると、相当混雑していて、何人ものお客さんが並んで待っている状態。
そんなわけで、並んで食べる時間が無かったわたしたちは、テイクアウトで。
JRの中で頂きましたが、やっぱり、とびきり美味しかったです ^^
「かあちゃん、最近お酒より甘いものに目がないみたい。」
■旅のメモ
cafeCHAWA
住所 帯広市西12条南16丁目4番地
電話 0155-24-8354
営業時間 10:00~21:00
定休日 毎週日曜日
イタリアンハウス テスタロッサ
住所 帯広市大通南10丁目119番1号 D-OMC帯広ビルF1
電話 0156-27-8866
ランチ 11:30 ~ 15:00
ディナー 17:30 ~ 24:00
定休日 毎週日曜日
豚丼のぶたはげ
住所 帯広市西2条南12丁目 JR帯広駅エスタ西館
電話 0155-24-9822
営業時間10:00~19:45
十勝地方は、美味しい農産物の里。
なので、美味しいモノはたっくさんだと思うのですが、
今回の遠出は勉強不足や時間の都合もあり、あちこちお店を廻るということができませんでした。
それでも、これだけははずせないと思ったのは、こちら。
「クランベリー」のスイートポテト。
超有名なお菓子で、札幌でも物産展では長い行列ができるほどです。
私も何度かいただいたことがありますが、これは美味です。
帯広は六花亭や柳月で代表される、美味しいお菓子がたくさんあるところ。
やはり、お砂糖、乳製品、小豆の産地ということが関連しているからでしょうか。
(それから、お水もとても美味しいのです。)
ただ、六花亭や柳月なんかは、札幌でもいつでも買えます。
本店に行けば限定品なんかもあるのでしょうが、今回は立ち寄ることができませんでした。
少々残念。
↑は、「十勝しんむら牧場のチーズケーキ 」。妹が実家の家族のために買ったお土産。
(実は、昼過ぎに早々と帰札したのは、帰省する妹と一緒だったから)
「十勝しんむら牧場」は、妹がイチオシの牧場で、
人気のミルクジャムは、札幌大丸百貨店のデパ地下でも購入可能。
↑は、妹の部屋でみつけたウサギさん。
しつこいようですが、十勝は美食の宝庫。
なので、正直今回は少々不満の残る遠出ではありました。
本当は、乳製品とか、ウインナーとか、
札幌じゃ買えないものも数多くあるはずなのだけど、何せ勉強不足でした。
ということで、ささやかながら、これにて帯広レポート終了です。
(この旅が不完全燃焼だったので、一昨日、またまたプチ遠出~日帰りの巻~してきました。
そのレポートは次回から。
ルコペルノワ&フーファンの皆さま、最近出番が少なくてごめんなさい。)
by rucolaperla
| 2007-09-24 12:28
| すこし遠出 (お泊まり編)