2014年 09月 17日
夏のおわりの小樽さんぽ~水天宮より
8月30日の小樽さんぽのつづきです。
相生町、このあたりの住宅街は、歩くのが楽しいところです。
このモフモフはなんでしょう。
晴れているだけで気持がよいのは一年中ですが、
もやっとした夏を過ごした後の、涼やかさをおびた秋の空は一段と美しいと思うのです。
さて、坂を登りましょう。
秋桜とつゆ草の鮮やか色に呼ばれ、
あの黄色い花はなんでしょうか。
そして、坂の上には水天宮が。
港が見下ろせる、素敵な場所です。
この日は勝納埠頭のフェリー乗り場に客船が停泊していました。
(たぶんイギリスのサンプリンセス号だと思います。)
ここは、1859年創立というちいさな神社です(現在の社殿は1919年築らしい)。
夏には桜が美しいスポットですが、今は青々とした緑が清々しい。
少し歩き疲れたので、水分補給しながら、30分ほど手持ちの本を開きます。
普段はなかなか読書に没頭することができないのですが、
散歩の途中、ひと休みしながら好きな小説を読むのが好きです。
大好きなのになかなか読み終わらない川上弘美さんの短編集を数編。
遠くに海を感じながら、さわやかな風に包まれて、
けっこうシアワセな時間なのです。
そして、すこぶるよい気分で、先ほどとは違う坂を下りました。
by rucolaperla
| 2014-09-17 18:33
| ちょこっと散歩