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春の京都紀行 その1  ~鴨川から祇園白川へ~

                                       鴨川沿いの枝垂れ桜
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4月8日土曜日
部屋中を整えたり、洗濯をしたりと、ひととおりの家事のあと、
旅行鞄に荷物をやっと詰め込んだ。
こんな風に、早起きしたにもかかわらず、慌ただしく朝を過ごした後、
予定どおり9時半に我が家を出発。
幸運にも千歳空港行きのJR快速エアポートにすぐ乗ることができ、
10時半前には空港に到着。すぐに搭乗手続きを。
飛行機は予定どおり11時20分に出発し、定刻の1時25分に到着。
北海道から関西への大移動。ちょっとガッカリだったのは、それほど暖かく感じなかったこと。
そして、青空では無く、もやっと曇っている。
天気予報では、午後からは晴れで気温も随分高くなると言っていたのに。。

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さて、荷物を受け取った後、まっすぐにJR駅に向かい、京都行きのチケットを購入。
のんびりしたかったので、奮発して指定席にしたが、何故か隣りには乗客が。。。
(ガラガラだったのに。。。)
昼食がまだだったので、JRに乗る前に売店でお弁当でもと思ったものの、
売店にはいわゆる駅弁というものは無く、しかたがないのでおにぎりを二つ購入。
こんなことなら、空港で買っておくべきだったと、ちょっと後悔する。

JR京都駅に着いた後、地下鉄駅になかなかたどりつけず、
少してまどったものの、とりあえずホテルに到着。午後4時30分。
マユミさんとの約束は6時45分。
それまで少し時間があるので、とりあえず地下鉄で移動が簡単な二条城へ出発。
今時期、ライトアップされて夜間開園されているとのこと。
しかし、到着してみると券売コーナーには長い行列が。
聞けば、昼間の営業は4時に終了し、夜間の開門は5時45分とのこと。
やれやれ、まだ一時間以上もある。
そんなわけど、早速予定を変更し、地下鉄で3駅移動し、三条京阪駅で降りる。
そのまま、鴨川沿いを歩き、祇園白川の枝垂れ桜が目的。

ガイドブックの地図を見ながら、なんとか道に迷わず鴨川沿いに到着。
鴨川をひとめみたとたん、不思議になんかここ好きだなと感じてしまった。
それに、(これは全く期待していなかったのだが)鴨川に沿って桜が枝垂れ桜が満開だった。
あぁ、夢に見たシダレザクラ、待っててくれたのね~。
そのままどれぐらい歩いたのかな。祇園が近くなるにつれ、人がごちゃごちゃ多くなってくる。
それでも、わたしは鴨川沿いの景色にすっかり魅せられていたので、
かなりご機嫌。
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↓枝垂れ桜の他に、ソメイヨシノが見頃をむかえていた。
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↓これはサギかな?
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随分人が多くなった頃、目的の白川を発見。そこを左折し、向かうは巽橋。
入り口付近には満開のソメイヨシノのアーチが見事。
しかし、とにかく人が多い。これにはびっくりした。風情などあったものじゃない。
旅行客はもちろん、土曜日なので地元人っぽい人も多い。
気がつけば風が強くなってきたような気がする。
そのせいか、川沿いの枝垂れ桜が散りはじめて、少々淋しい枝振りに。
人が多く、夜間でもあり(三脚は無し)、おまけに風が強いゆえ、なかなか写真が撮れない。
それでも、あこがれの祇園白川の枝垂れ桜を見ることができたので満足。
本当は、巽橋まで行ってから引き返したかったのだけど、
あまりにのんびり散策をしすぎたせいで、時間がない。
あわててUターンをし、待ち合わせの大丸百貨店まで。
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鴨川にかかる四条大橋を渡って河原町方面に行ったのだが、ここら辺りからますます人が増加し、
札幌ではほとんど見たことのない人混み。全く自由が利かない。
そんなわけで、普通に歩けば充分間に合う時間だったのに、少々遅刻をしてしまいました。
マユミさん、ごめんなさい。
久しぶりのマユミさんは、相変わらずの女っぽさで、安心。
さて、マユミさんに連れられて来たのは、「SPOON」という、和風創作料理のお店です。
町家を改装したという店内は、落ち着きのある和風でモダン。照明もやや暗め。
観光客相手ではなく、地元の若者が集うお店といったところです。
(実は、私、地元の人が好むお店をとリクエストしていたのです。)
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さてお料理です。野菜料理を中心に、何品かチョイスしました。
どれも、とても美味しかったです。でも、それ以上にマユミさんとのおしゃべりが楽しくて、
何をいただいたのか、詳しく記憶していません。
ただ、生麩のお料理と、この店自慢の釜飯がすこぶる美味しかったことだけは、
しっかり覚えています。もう、大満足でした。
そして、食事の後は少し高瀬川をブラブラ歩き、有名な老舗の喫茶店「ソワレ」へ。
こちらでも楽しい体験しましたが、これは後日番外編で。。。
夜もすっかり更け、ソワレを出た後、二人でブラブラ夜の繁華街を見学しながらそぞろ歩き。
しばらくすると、宿泊先のホテルに到着。そこでマユミさんとはお別れ。
1日目が終了したのでした。
それにしても、京都の中心部には、鴨川をはじめ、白川、高瀬川と素敵な川があっていい感じ。
既に到着数時間で、京都の町に魅せられきった私でした。
(つづく)

■今日のおまけ。
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JR関西空港駅です。
実は、人生発の大阪府上陸(?)でした。
なんとなく、もっともっと派手なおばちゃんとか、こわおもてのおじちゃんとかがいるのではと
期待していたのですが、実に静かなものでした。
やっと、こわおもてのおばちゃんを発見(どこか引越おばさんににている)。
さりげなく観察すると、実は日本の方では無かった。意味もなく、逃げた私です。
by rucolaperla | 2006-04-13 00:32 | 京都紀行

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by rucolaperla
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