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京の都に思いをはせる・・・  (その1、望む寒波)

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今年のはじめ、本年度の目標の筆頭として、「京都へ、しだれ桜を見に出かける」と宣言した。
以前の同僚であるマユミさんが京都に引越したこともあり、
この数年、桜の季節を京都で過ごしたいとずっと考えていた。

目標達成の、一番の鬼門は健康状態だった。
昨年、一昨年も、2月に高熱を伴うひどい風邪をひき、仕事を数日休まなければいけなかった。
有給休暇を全て消化するにはほど遠いとはいえ、スタッフの人数が数名という勤め先では、
2月に休み、また春にも続けて休みをもらうなどできるはずがない。
そんなわけで、残念ながら昨年も、一昨年も目標は達成できず。
しかし、今年は気合いの入れ方が違った。
風邪予防には充分に注意した。
そして、おかげさまで2月も3月も、(寝不足と栄養不足以外は)いたって健康的だ。

ところで、これまで旅することにそれほど積極的になれなかったのは、
猫たちをおいて、泊まりがけで出かけることに対する心配もあったからだ。
これまでも出張や旅行で猫と離ればなれの夜を過ごすことはあったが、
いずれも早朝に実家に預け、猫たちだけで留守番をさせることは無かった。
しかしながら、たとえ私と一緒でもあまり好まない外出。
猫たちが平常心でいられるはずがない。
4年前に東京への2泊3日の出張があった時など、
ルッコラはトイレも我慢してキャリーバックから出てこなかったというから、悲しい。
もちろん、私自身、ルコペルのいない夜を過ごすのは寂しくてたまらなかった。




しかし、今年こそは絶対行くぞ!と気合いが入っていた。
新しくデジカメを買ったこと、
そして、猫たちを我が家に残す方法で留守番させることができるとわかったから。

猫と暮らす以前から、どちらかというと、私は旅が好きなほうではない。
何よりも自分の家に居ることが好きだし、重たくて大きな荷物を持って出歩くのはつらい。
以前勤めていた会社では、道内をくまなく、時には北陸は金沢まで一人で出張にでかけ、
ひどい時には月の半分も自宅で過ごせない時もあったほどだったが、
そういう生活はけっこうたいへんで、ますます、すすんで何処かへ行きたいと考えることは無くなった。

それでも、私も決して若いといえる年齢でなくなり、
このままひきこもっていてはちょっとつまらないかもと、考えることも少なくなかった。
そんなこともあり、昨年の9月、衝動的に思い立ち、ただただ顔黒のヒツジを写真に撮りたくて、
季節はずれの焼尻島、天売島に出かけた。
その際、はじめてルコペルをふたりだけで留守番させてでかけたのだが、
1泊2日の旅を終え、あわてて帰宅してみると、ルコペルはいたって平常心。
特にいじけてそっぽをむくわけでなく、また、必要以上に甘えすぎることもなかった。
心配していた粗相もなく、部屋もトイレもいたってキレイだった。
なんだい。。寂しかったのはかあちゃんだけかい。。と、私は少々悲しかったよ。

この経験から、実家に預けるよりも、我が家に置いていくのなら外泊も問題ないと悟った。
もちろん、真冬、真夏の時期は、寒さ、暑さが心配なので無理だし、
2泊以上の場合は、留守の間、日に1度、様子を見に来てくれる協力者が必要だけど、
これについては、実家の家族にお願いできそう。

そんなわけで、とりあえず、今年の目標の一つは来月達せいできそうだ。。。

と思って喜んでいたのだが、先週から発表されている開花予報では、今年は例年より早いではなか!
おまけに私の勉強不足で、しだれ桜はソメイヨシノよりも早いということは知らなかった。
ようやく飛行機と宿を確保できたのは4月8日からの3泊4日。
このまま暖かい日が続けば、しだれ桜は散っている可能性もあり。
本当に、世の中バラ色とはいかないなぁ。
(ついつい、開花前に関西地方に寒波が来ることを望んでしまったりする、今日この頃)。

-つづく-
by rucolaperla | 2006-03-11 18:25 | 京都紀行

今日も、明日も、明後日も、いつも親ばかな家猫写真館

by rucolaperla
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